「サービス」とは一体なんだろうか?
例えばここは結婚式場、あなたはその式場スタッフ。
午後からのパーティ準備に追われています。
そこへ早くも、本日のパーティを待ちかねたご親族様が数名お越しになりました。
まだ控室の開場予定よりもずいぶんと早い時刻。
その時あなたは、どんな行動を取るでしょうか?

「申し訳ありません、まだ控室は開場しておりません」と詫び、
予定時刻までお待ちいただくようお伝えし、その場を去りますか?
それとも「ようこそ、おいでくださいました」と笑顔でお迎えし、
控室が開場するまで、代わりのお部屋をご用意しますか?
お客様に対しては、どんな感情が芽生えているでしょう?「早く来られたら迷惑」ですか?
では遅れて来られたお客様は「早く来てくれなきゃ迷惑」でしょうか?
世の中には「客観的なサービス」と「主観的なサービス」があり、
両者には致命的な違いがあります。
開場時刻を伝えるにとどまった前者は「主観的」、つまり会場側都合で考えた対応。
開場までの場所を確保した後者は「客観的」、つまりお客様都合で考えた対応。
言うまでもなく「客観的サービス」でなければ、価値の低いサービスだと言えるのです。
この客観的思考の土台となるのは、
組織の就労環境、人的リソース、教育体制など、職場環境のあらゆる要素。
スタッフのやる気だけに委ねても、経営陣の社訓連呼だけでも、実現しないのです。
現場のひとりひとりが、誰からも強いられることなく、
心から「客観的サービス」を楽しめる組織つくりをサポートすること。
「サービスは人を幸せにする」この理念を掲げるH&Y COMPANY TOKYO のミッションです
